大量のさといもを切りながら、昨日主任さんが行った出張の出来事の話になった。
主任さんはグループ長をやっていて、各月送られてくる各学校の献立反省をまとめ、
それを持って出張に行くんだけど
その結果をまとめたものをグループ内に送るために、
私にPCでそれをまとめて送るように頼まれた。
去年の話なので、私はそんなことすっかり忘れていたんだけど
昨日の出張でその話になったらしく、「まとめてくれてありがとう」と言ってくれた後
「実はね、9,10月の報告をIさん(他のグループ長)がまとめる係なんだけど
まだやってないって話になってね、他の人たちがIさんのこと無視しててね、
なんかやだなぁーって思ったんだよね」
・・・この世界の主任さんはホント強い人が多くて、
(そしてそれは下の人間達にも伝染している)何か気に入らないことがあると
徹底的に無視したり、言葉や行動で攻撃する人がホント多くて
最初はびっくりしたのだ(笑)小学生じゃあるまいし。。。。。
「IさんにはIさんなりの事情があったかもしれないしね。
自分のやり方が絶対正しい、って思ってるんだけど、正しいかどうかはわかんないよね、
それに若い子達から教えてもらえることもあるしね」
「でも主任さんみたく、そんな風に言ってくれる主任さんって少ないんですよねぇ・・」
「確かに皆強いよね、それにパソコンだって私達の世代は使えない人が多くて
不便なときもあるけど、使えなきゃ『私は使えないから他の方法で、とか
誰かに頼もうかな』とかって言えばいいのに
みんな『できる』って変な見栄はったりしててね、私なんて
『若い子に(集計)やってもらったよ』って言ったら、変な顔してたけどね。
それにね、言い方がね、いかにも自分は正しい、って言い方をしてしまうと
上手くいくものも上手くいかなくなっちゃうね、私もあの人(出張でIさんを無視した人)とは
以前やりやったことあるけど、余分なこと言うと余計自分がいやな目にあうし
まぁ言っても仕方ないかな・・って思ってね」
この職場はとにかく『自分のやり方』以外は一切認めない、っていうのが多くて
例えば野菜1つ洗うにしても、たわしを使うかスポンジを使うか、どこで種をとるか・・・
とにかく細かい。
よく言えばまじめな完璧主義なのかもしれない、
ひとつひとつをきっちり正確にやる人が多い、それはすばらしいことだと思う、
ただ少しでも自分と同じようにきっちりやったり、段取りを取らなかったりすると
「あの人はだめだ」という烙印を押すのだ。
それって、何か違うような気がする・・私だけか?とずっと思っていたんだけど
主任さんが同じように思っているとわかって少しホッとした。
「大切なのはちゃんときれいに洗うか、ってことであって、何を使うか、は
その人のやりやすい方法でよい」
それはその人のやり方を尊重してくれたり、若いからダメだ、
自分と同じように出来ないからダメだ、っていう偏見を持ってない、
ということでもあり、
でも明らかに衛生面でよくない、ということがあれば「こうした方がよい」という指導は
ちゃんとしてくれる。
あぁ・・・なんて人間のできた主任さんなんだ・・・
人には色んなタイプがいるけれど、その人にあわせて上手に引張って行ってくれる、
理想的な上司だ。
そんな主任さんを私はすごく尊敬している。
そして、思った、主任さんは「真に自分に自信を持っている人」なのではないだろうか?
「パソコンは苦手(決して出来ないわけではないのだが)」とさらりと言い
得意(??いや、主任さんよりは多少できる)な私にお願いした方が
スムーズにコトが済むということをわかっているし、それを認めている、
出来そうでなかなか出来ないような気がする・・
(しかも歳をとればとるほどプライドは高くなると思うのに)
1つ苦手なことがあっても、出来ないことがあっても、自分の中では
何も変わらないのだろう、あぁ・・・私もそうなりたい。
それにあの歳でも「若い子からも学べる」と言えるなんて・・
だからこそ、地味ながらも皆から尊敬されているのかもしれないなぁ。
自分の才能を誇示したりもしないし、妙に自分を卑下したりもしない、
そんな強さを私も持ちたい。
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